旧大名小学校(福岡市中央区)の跡地が再開発されて様変わりしているが、旧校舎の横にむかしからのえのきの木が立っている。
このえのきの木は旧大名小のシンボルツリーになっていると聞く。過去に存続の危機があったけれど人々の計らいでここに残されたという話もある。今回の再開発でも残されたのだった。
そのえのきの木が、この春にも伐採されるとの新聞報道があった。
https://www.nishinippon.co.jp/sp/item/n/1166018/
自分もこの場所を通るとき、えのきを見ている。10年以上前に「ゆるゆる散 歩」でこの一帯を歩いた際も、事前に学校にお願いしてえのきの木など校内の植物を見学させてもらった。
あらためていま、写真を撮っている。先日の写真。
3月24日にこのえのきの木に感謝してお別れをする会が開かれるとの話も知った。
さまざまな事情のもとで、地元の方々の思いや決断もあってのことだろうと察する。現在、このえのきの2世が別の場所で育っているらしい。
同時に、現地のこのえのきが何らかの仕方で生きていけたらと思う気持ちもある。いずれにしても、見ていきたい。