2021年に再整備工事が始まった須崎公園(福岡市中央区)の樹木の一部が、雁の巣レクリエーションセンターに移植されている。その話をインターネットや人づてで知ってから、年に1回くらい個人的に雁の巣を訪ねて木々の様子を見ている。
今年も現地を訪ねた(2024年12月8日)。現地の様子を写真で掲載する。
クロガネモチ
サンゴジュ たぶん本体が枯れた後に、ひこばえが育っているのだろう
ヒイラギが咲いて香っていた
ソテツ 小さくなった
この一角は立ち入れなくて外から見ている
これまでに自分が見てわかるだけで数本の木が枯れたけれど、多くの木が生きている。移植されてから時間がそれなりに経ち、それぞれの木がそれぞれなりにこの場所へ適応しつつあるのかと思う。
これらの木々がこの先どうなるのかの詳細は知らないが、今後新しく整備される須崎公園に戻される前提があるのかもしれない。別の場所で移植樹木を見てきた経験から言うと、ある場所で大きく育った木を別の場所へ移植し、さらにそこから再移植するとなると、木への負担はかなり重くなるようだ。しかし個々の木にとってこちらと須崎公園とどちらに居るのが環境条件として好適なのか、戻したほうが良い未来があるのか、それぞれの木でその答えは異なるかもしれないとも思う。
引き続き木々の様子を伺いに訪ねたいと思っている。