新・とおりみち通信

〜 出歩きあるばむ 〜

櫛田のぎなん365日写真展

 博多町屋ふるさと館(福岡市博多区冷泉町櫛田神社のすぐ近く)で開かれている『櫛田のぎなん365日写真展』に行ってきました。博多山笠の追い山で有名な櫛田神社の御神木の「ぎなん」(ぎんなん、イチョウ)の木をふるさと館のスタッフの方々が昨年の元日から大晦日まで365日毎日写真に撮り続けた、その写真展です。
 会期は5月31日まで(明日最終日)。新聞に載っていたのでいつか行きたかったのですが、博多部はふだんの私の行動エリアでなくてなかなか行き出さず、今日ようやく時間を作って行ってみました。
 1月1日から毎日1枚、同じ場所から撮られたぎなんの木の写真がずらっと並んでいて、ところどころで(神社の行事や祭りなど)キャプションが入るという展示でした。どんなふうに変化していくのかと思って最初から1枚1枚見ていったのですが…、
 葉を落とした冬の姿が続いた後、3月末からにわかに芽吹きはじめ、4月5月とあおあおと新緑が茂り、深い緑になって夏を越し、秋に入って、11月に色が変わり始めて12月始めにかけて一気に黄葉し、ほんの数日のうちに葉が散って、枝と幹の姿になって年の瀬を迎える…、その一連の様子を見ているうち、なぜか胸がいっぱいになってきました。
 この展示、一見の価値あります。といっても会期があと1日ですが…。会期後にこのエントリーを書き直して感想など書きたいと思います。ひとまずお知らせ代わりに。

参考:http://www.hakatamachiya.com/ 「博多町屋」ふるさと館ホームページ