2月17日
九州大学六本松キャンパスのイヌノフグリです
九大六本松キャンパスは移転の引っ越し作業が始まりました。学内の試験も終わって、学生の姿も少なくなりました。
イヌノフグリはいわゆる「絶滅危惧種」に分類されている草で(くわしくは「みちばたみちすがら 今年のイヌノフグリ2008年前半」をごらんください)、六本松キャンパスにはかなりの数が確認されています。
このほかにも六本松キャンパスには在来種のタンポポや、市街地では珍しいウマノスズクサの仲間など、希少な草がいろいろと生きています。
六本松キャンパスの跡地利用がいま議論されていて、既存の樹木を残す・活かす方向の検討がされているようですが、ぜひこうした草たちにも居場所を残してほしいと思います。
イヌノフグリは石垣やブロックのすき間によく見つかりますが、写真のイヌノフグリはブロックの穴をコンクリートで埋めたわずかなすき間から芽を出した、「ど根性イヌノフグリ」です。
六本松キャンパスのイヌノフグリについては、過去記事のこちらもぜひごらんください↓
http://d.hatena.ne.jp/sanchiroku/20090105/1231162389(六本松イヌノフグリ)
http://d.hatena.ne.jp/sanchiroku/20090114/1231930208(六本松イヌノフグリ2)