新・とおりみち通信

〜 出歩きあるばむ 〜

土手の切り株 芽


10月31日 一本松川(樋井川1丁目)
樋井川1丁目の一本松川の土手です。

大きな木や菜園があった土手を歩いていくと、途中から歩道の工事が掛かっていました。


福岡市のホームページの「寄せられた市民の声」に、さきごろ、樋井川1丁目の川沿いのセンダンの木を伐らないでという声が載っていました。
川沿いに歩道を造ることになって、そこにあるセンダンの木が伐採されることになった…とのことで、この木を残してほしいというお願いの声でした。

気になったので来てみましたが、たぶんこの木のことだったのではないかと思われる切り株が、工事中の場所にありました。


すぐ近くまで歩道が造られて供用されていましたが、それは写真に撮っていません。

他にも切り株が残っていました。

伐られても芽吹いています。


福岡市には、「桧原桜」という、道路拡幅工事による伐採予定を住民の短歌で免れた桜があります。そのことにまつわる本も出されているほど有名です。最近は福岡市も桧原桜の話を積極的に事業で打ち出していて、さきごろミュージカルが上演され、今度は全国から自然や心のふれあいにまつわる短歌を募集する「桧原桜賞」が始まると聞きました。



桧原桜とこの木たちとの違いはいったい何なんでしょうか。



参考:福岡市ホームページ 樋井川1丁目の栴檀(センダン)の木について
http://www.city.fukuoka.lg.jp/jonanku/chiikiseibi/shiminnokoe/091029.html


もうひとつ参考(切り株から木を育てる):このブログの「いのちふたたび」
http://d.hatena.ne.jp/sanchiroku/20091031/1257000539
 
 
追記 2016年1月16日
その後のことを少し書きました。
樋井川のせんだん http://d.hatena.ne.jp/sanchiroku/20160116/1452873971