新・とおりみち通信

〜 出歩きあるばむ 〜

警固公園(1)

福岡市の中心街、天神にある警固公園が再整備されることになりました。


警固公園は福岡市民にも、福岡を訪れる人にも、よく親しまれている公園です。
ローカルテレビの取材もしばしば入るので、福岡・九州では名前を聞いたり一部を映像で見たりした方も多いかもしれません。


再整備については後日少し詳しく触れたいと思いますが、3月19日から、まず北西側角の築山部分と池の解体に向けてその一帯の囲い込みが始まります。その解体に続いて6月に公園が全面閉鎖され、11月以降に改装工事が終わり、公園が新しい姿を見せることになりそうです。
わけあって、再整備計画の具体像が明らかになってきた今年初め頃から、警固公園にときどき通っています。今日は、最初に解体が始まる一帯の様子を載せます。

すぐ上の写真が、北側ソラリアプラザ側の入口から公園内を見渡したものです。この付近から、正面に見える池・写真右外の築山がまず解体されます。

築山の東屋です。かなり立派な作りだったのですが、防犯上の問題で、しばらく前から立ち入り禁止になっていました。

東屋の下から噴水状になっていて、池の上を渡る橋があります。そこからの眺めです。

この橋のはじにモミジが植えてある小さな植樹帯があります。

今日(3月18日)訪ねてみたら、モミジの芽がたくさん出ていました。本葉が出たばかりのようで、かわいらしい姿を一面に見せていました。
このあたりも解体されることになっています。


工事の告知はわりと最近出たようです。私は昨夜見ました。

この築山にはどうも猫が住んでいるようです。工事が始まって彼らがどうするかが心配です。

池のほとりには彫刻があります。

以前一部が壊される被害に遭いましたが、たゆまず音楽を奏で続けているようです。

池の壁には地元の学校の生徒さんらが制作した壁画があります。

この築山と池が囲われると、公園の雰囲気は大きく変わるのではないかと思います。

この景色が見られるのも、あとわずかの時間だけになりそうです。


警固公園(1)
写真:2012年1月9日・2月25日・3月9日・3月17日・3月18日