新・とおりみち通信

〜 出歩きあるばむ 〜

西春町の桜並木 2014.1.23(追記あり)

元記事に追記したかったのですが編集がうまくできず、新規記事で載せます。
西春町の桜並木 元記事:http://d.hatena.ne.jp/sanchiroku/20131106
 
春町・西春町の桜並木のうち撤去予定だったソメイヨシノ
今年に入ってから撤去作業が再開されていましたが、
きょう、残っていた最後の2本が伐採されました。
 
毎年いちばん早く咲く踏切横の桜が最後でした。
きのうの写真を載せます。
 
このあと、西春町の踏切側では抜根されて若木が植えられるとのことです。
 
実は、伐採が始まってからたびたび現地に通い、
切り株のまわりに残っている、芽のある枝を拾い集めていました。
挿し芽にして様子を見ることにしています。
発根率がよくわからず、挿し芽の経験もないので育てられるかわかりませんが、
もしも根がついて成長したら、苗にして、近くのどこかに寄贈したいと考えています。
 
芽のある小枝はそれなりの数があったので、自分ではすべて拾ってしまわずに、
切り株の近くに残してあります。
現地近くの方で挿し芽を試したいと思われる方は、それぞれの木の切り株近くを
探してみられてください。
 


 


 
 
※ 追記 2014年2月19日
抜根が始まりました。掘り出された根が現地にいま残っています。
引き取って様子を見ている芽は、いまのところどれもおだやかな経過です。殻割れした芽もあります。
 

※ 追記 2014年2月26日
抜根された株はその後引き取られてなくなっていました。若木があらたに2本移植され、また現地に植えられていた若木1本が位置を変えて再移植されました。
 
このブログの前身であるサイト『みちばたみちすがら』は福岡市の天神交差点にある街路樹チャンチンの植え替えをきっかけに開設しました。現在現地にあるチャンチンは2代目で、サイト記事では1代目の木が治療を受けた後、撤去されてなくなったところから取り上げています。私は1代目の木をあまり意識して見てはいなかったのでそのような取り上げ方をしたのですが、今回の桜の撤去と新木移植を見てきて、あらためて、まちの人々に愛されていた1代目の木のことを振り返っています。
2代目は1代目の「かわり」ではなく、「かわり」になれるものでもありません。1代目も2代目もそのいのちを生きてきた、生きている、ひとつひとつの木であって、それぞれに他のどの木も「かわり」になることはできません。『みちばたみちすがら』立ち上げ10数年を経て、そう強く思うようになりました。この思いを忘れずにいたいと思います。
 
※追記 3月14日
その後、現地は杭も再設置され、工事は終わったように見えます。あまり遠くないうちに現地の写真を新規記事で掲載したいと思います。
挿し芽のほうは、成長していない枝・芽があるいっぽうで、つぼみがふくらみかけている芽もあり、ある程度の数は開花に至りそうです。たぶん現地に残っている桜よりは早く咲くと思います(お近くで御希望の方にはつぼみ付きの枝を差し上げたいと思っています)。根が出ている様子はまだありません。
 
※ 追記 3月18日
西春町・春町の桜並木ともに開花しました。また、上に書いている挿し芽(水差し)にも花が咲きました。
桜並木の開花: http://d.hatena.ne.jp/sanchiroku/20140317
挿し芽: http://d.hatena.ne.jp/sanchiroku/20140319/1395163142
これ以降はここに追記せずに新規記事を載せていきます。