2015年7月31日
知り合いの方からこれまで度々お話をうかがっていた、
西南学院大学キャンパス(福岡市早良区)の、ある松の木を見てきました。
戦時中に松の幹から松脂を採取して、油を抽出し利用しようとしていたということで、
キャンパス内の木にその傷跡が残っているのを見つけた、というお話でした。
その木が枯死したというご投稿が新聞に載っていました。
治療のためか枝をたくさん落とされた跡がありましたが、
残った幹と枝は、厳かに空へ伸びていました。
新しい大きなチャペルが隣にあります。
松の木は最後の実をそのチャペルのほうに差し伸べているようにも見えました。
ゆかりのある方でこの木を見たいと思われる方は、
お急ぎになられたほうがよろしいかもしれません。