新・とおりみち通信

〜 出歩きあるばむ 〜

五ヶ山・小川内を訪ねて(2018年10月14日)

五ケ山ダムの試験湛水が進められている五ヶ山(福岡県那珂川市)・小川内(佐賀県神埼郡吉野ヶ里町)を訪ねました。今回は写真を載せないことにします。
 
五ケ山ダムの試験湛水はウェブサイトの情報によるとこの夏に常時満水位に達し、夏のあいだこの水位で経過していたようでした。目標水位まで6.3メートルとのことで、この後さらに貯水するのだろうと思います。
 
この2年半ほど五ヶ山に通うたびに見ていた東小河内の桜は、梢のほうの数メートルほどが水面上に出ていました。双眼鏡で見ましたが、枝には葉はなく、また過去には秋に花が咲いたことがありましたが花のようなものも見えませんでした。隣のモッコクは梢の小枝がわずかに出ているだけでした。モッコクも葉を落としていました。
 
小川内の側の、もともと小川内の杉が位置していた神社境内まわりにたくさんの木々が残されていましたが、そのあたりでは杉の梢がひとつだけ見えていました。色が赤く変わっていました。
 
ダム湖の湖岸近くでも、下の部分が水没した木々は葉が落ちたり変色したりしていました。東小河内のより上流のあたりで、湖面からひとつだけ、緑の木の梢が見えました。梢というより小さな木のようでもありました。若い木なのかもしれません。
 
小川内の杉は大過なく過ごしているように見えました。
 
試験湛水がこの後どのように進行するのかよく知りませんが、訪ねるたびに見て記事に載せてきたダム湖内の木々は少なくともいったんは完全に水没することになるのだろうと思います。
 
五ヶ山・小川内へはこれからも引き続き通うつもりでいますが、次のときに記事を載せるかどうかはそのときに考えたいと思います。