新・とおりみち通信

〜 出歩きあるばむ 〜

小川内の杉とそのまわり

福岡県筑紫郡那珂川町佐賀県神埼郡吉野ヶ里町 2017年6月18日撮影
※この記事は現地の現状を載せています
  
4月の桜の頃に訪ねて以来になりますが、五ヶ山・小川内方面を訪ねました。
 

 
試験湛水中の五ケ山ダムはさらに水位が上がっていました。

(佐賀大橋から旧・佐賀橋方面を望む)
 
水に浸かりかけている木々の中には、水の影響かどうかよくわかりませんが、落葉したり紅葉したりしている木が見えました。竹林になっているところは竹が枯れていました。

 
東小河内の旧・山神社の木々は無事のようでした。山桜も緑濃くなっていました。


佐賀大橋から見て手前側の広葉樹は、私にはまだ種類がわかりません。枝の先で小枝が指を上に曲げたように上に向かっている感じが、どうもモッコク(のネットで見る画像)に似ている気がするのですが、自信がありません。
 
小川内の杉がもともといた山祇神社の一帯は、水没していました。
写真で見えるのは境内の上のほうの木々です。

(旧・小川内方面)
 

 

(旧・東小河内方面)
 
 
小川内の杉は変わらずのようです。季節柄か、まわりの若い杉が生き生きとあおあおとしていて、小川内の杉はどちらかというと落ち着いた雰囲気がしました。



 
足を伸ばして、国道385号線の旧道に向かう橋のところまで行きました。昨年秋からダムの周回ができるようになっています。

ずいぶん昔にこのあたり(大野)の道も歩きました。こういう景色になるとはその頃は思っていませんでした。
 
道を戻ると、小川内の杉が散水を浴びていました。

 
佐賀大橋から下のほうをのぞくと、東小河内の旧道沿いにいろいろな花が咲いているのが見えました。
紅と白との色合いの花があざやかでした。園芸の花の種類をあまり知らないのですが、金魚草みたいに見えました。
写真では見えませんが、あじさいも咲いていました。



 
 

(東小河内側から小川内の新旧山祇神社方面)
 
東小河内側に来て見ると、上に書いたモッコクのような広葉樹の葉のあたりがところどころ白く輝いて見えました。その隣のもみじも、まるで何か白い花が咲いているようにあざやかでした。
 
その東小河内の木々の少し下まで、いま水が来ています。
水際には小さな木々がならんでいました。双眼鏡で見ると、そのふもとに、最近生えてきたばかりのように見えるもっと小さな木が見えました。

 
 


小川内の杉とそのまわり 2017年6月18日撮影
次回の記事では、南畑ダム内の「垂乳根の大銀杏」のことを取り上げようと思っています。